どうも。キャンプも車中泊も初心者のうしおです。
今回は、北海道の支笏湖(しこつこ)にある、美笛(びふえ)キャンプ場に突撃してきました。
美笛キャンプ場はオートキャンプ場と呼ばれる、車でも乗り入れができるNiceなキャンプ場です。
車で乗り入れしてOKということは、もちろんそのまま車中泊して良いってことです。
というわけで、テントも持たずに美笛キャンプ場に突撃して、車中泊してきました。
しかも2連泊。
最初は1日だけの予定でしたが、あまりに美笛キャンプ場が楽しかったので延長しちゃったんです。
人生初のオートキャンプ場だったこともり、かなり反省点の残るキャンプではありましたが、支笏湖の美しさと北海道の面白さにワーキャーした2日間となりました。
- 「これからオートキャンプ場に行ってみたい」
- 「美笛キャンプ場に行く予定がある」
といった方にとって、役立つ情報を紹介しますので、ぜひぜひ参考にしてください。
目次
美笛キャンプ場ってどんなとこ?
今回行ってきた美笛キャンプ場は、北海道の支笏湖にあるオートキャンプ場です。
美しい支笏湖が目の前にあるロケーションで、それなりに充実した施設があります。
これまでに何度もキャンプには行ってますが、その中でもかなり過ごしやすいキャンプ場でした。
だからかと思いますが、大変人気のキャンプ場になっています。
美笛キャンプ場の営業時間
明確な営業時間とは違いますが、午後7時から朝7時までの間は、扉が閉まったままです。
そのためチェックインもチェックアウトもできません。
チェックインできる時間については、7:00〜19:00。
チェックアウトは7:00〜11:00までとなります。
ただし土日祝日は混雑するので、午前中の早い時間にチェックインしておくと安心です。
チェックアウトの時間をすぎると、デイキャンプ料金が加算されるので、ご注意ください。
美笛キャンプ場の施設や設備について
ざっくり説明すると、以下の施設があります。
- シャワー
- コインランドリー
- 乾燥機
- 売店
- 足洗い場
- 手洗い場
- トイレ
- 休憩スペース
これだけだと大事なことを伝え漏れるので、いくつか補足をいれておくと・・・
シャワー
100円で10分ほど体を流せるのでオトクだと思います。
もちろん温水もでます。水圧も問題なし。
コインランドリー
1回200円で40分洗えます。
家庭用サイズですが、ちょっと小さめに感じるかもしれません。
乾燥機
30分の乾燥で100円とオトクに感じます。
しかし風の力がかなり弱いため、なかなか乾きません。
私の場合は、合計で90分/300円ほどまわしましたが、乾きませんでした。
戦力外です・・・
乾燥機の営業時間は、"8:30~19:00"となっています。
売店
売店の営業時間は、"10:00~18:00"となっています。
お菓子やビール、肉や薪などを販売しています。
薪が800円で、アイスが150円くらい。
ビールが300円くらいなので、少しだけお高めです。
手洗い場と足洗い場
虫がたくさん飛んでいますが、清潔で使いやすいです。
洗剤などはありません。使いたい人は持参してください。
トイレ
ハンドソープはありませんが、アルコールスプレーが置いてあります。
またウォシュレット付きトイレがあり、トイレットペーパーも完備されています。
こういったキャンプ場によくある、トイレ内に虫が大量発生している状態ではなく清潔でした。
虫が数匹だけ飛んでましたが、気にならないレベルです。
休憩スペース
漫画と充電できるスペースがあります。
漫画は古いものが小さな本棚1つ分だけあり、サラリーマン金太郎がおいてました。
充電スペースはコンセントが5個くらいあり、譲り合いをすれば多くの人が使える印象でした。
美笛キャンプ場の予約はできる?混雑具合は?
すでに説明したとおり、かなり人気のキャンプ場です。
実際に2日目のチェックアウト時のときには、チェックイン待ちの方の行列ができているほどでした。
平日はそこまで混雑しているわけではありませんが、土日祝日はかなり混雑すると思います。
なお予約については受付していないとのことなので、早めにきてチェックインするしか方法がありません。
入れないということはないでしょうが、午後以降に行くと、車を停めるスペースの確保は難しいでしょう。
それくらい混雑していました。
美笛キャンプ場の場所(住所)
住所:〒066-0285 北海道千歳市美笛
美笛キャンプ場に熊は出没する?
キャンプは楽しみだけど、熊と会うのは絶対にイヤという人は多いと思います。
私もそんな1人です。
ただ調べた限りでは、過去に美笛キャンプ場に熊が出現して被害を受けた人はいないようです。
もちろんそれでも、熊に絶対出会わないとは言えません。
しかし熊が活発に行動する、3〜5月と9月〜11月を外してキャンプに行けば、遭遇率は減らせるはずです。
特にキャンプシーズンど真ん中の7〜8月は、熊の活動が比較的おだやかなので、その点は安心材料だと思います。
まぁ知床で実際に野生のクマを見たんで、本当にいるのは間違いないんですけどね。
あれはビビったな・・・
なお熊は見てないものの、リスと鹿は美笛キャンプ場で目撃しました。
特に鹿は、何度もキャンプ地に降りてきてました。
あそこまで鹿をじっくり見たのは初めてだと思います。
その他について
- 花火は手持ち花火のみ可
- ペットは放し飼いにしなければ連れ込み可
- 直接のたき火は禁止
オートキャンプ場で車中泊してみてわかった普通の車中泊との違い
今回、美笛キャンプ場にて車中泊をしたわけですが・・・
オートキャンプ場ということもあり、通常の車中泊とは若干勝手がちがいました。
まず1つめは、車を水平にするのが難しいってこと。
地面が凸凹しているため、なかなか水平になれる場所がない・・・
でもこの問題はすぐに解決しました。
その方法は、iPhoneの計測アプリをひらいて"水準器"を使えば解決します。
IOS12より前のバージョンなら、コンパスアプリをひらいてスワイプすれば、水平器がつかえます。
これで今が地面に対して、水平かどうかがわかります。
もちろんコレで0度になったからといって、完全な水平というわけではないと思います。
ですがそれでも、このアプリのおかげでなるべく水平に近い状態に車を停めることができたのは事実です。
次に大きく違ったのは、場所取りです。
やっぱり手洗い場やトイレに近いところ。
もしくは湖に近い、ロケーションの良い場所は人気が集中して車がたくさん停まります。
なので場所取りが、道の駅などと比べれば難しいと感じました。
美笛キャンプ場は車中泊しやすいか?
キャンプ場での車中泊など初めての経験でしたが、ものすごく夜が静かだったので、あっという間に眠りにつけました。
周りに光が少なくて外が暗いのも、眠りやすい要因のひとつかもしれません。
自然豊富なので、多少の虫は気になるものの、車中泊がしやすい環境ではあると思います。
美笛キャンプ場は車中泊でなくてもオススメ
最後に書いておきますが、美笛キャンプ場は車中泊専門のキャンプ場ではありません。
普通にテントをはって宿泊してもいいわけです。
というか、そうやって宿泊している人の方が多いです。
僕らが車中泊をしたのは、キャンプ用品は最低限しか持ってこなかったからです。
- タープ
- 椅子 × 2
- バーベキューセット
- クーラーボックス
ただそれでも十分に楽しかったです。
詳細はキャンプ記事と重複するかもしれないので避けますが、語り尽くせないほど魅力的でした。
- どこまでもキレイな支笏湖
- 普段は食べないジンギスカンBBQ
- 湖を見ながらの花火や読書(Kindle)
- プラネタリウムみたいな星空
- のんびりした朝食
全部キャンプ場でやってみたかったことばからいです。
それが全部できたんです。
ちょっと疲れはしましたが、満足度120%です。
車中泊をするにしてもテントで寝るにしても、美笛キャンプ場おすすめです。
最後に一部、写真の紹介を・・・
支笏湖の夕焼け。絶景でした。本当は夜の星も撮影したかったんですが、解像度が微妙なので却下。
北海道でなら格安で食べれるジンギスカン。
せっかくなので、BBQスタイルで美味しくいただきました。めちゃウマ。
翌日には、車で支笏湖観光にいきました。
この後でアヒルボートにも乗りましたが、見てわかるように圧倒的にキレイな川です。
奥に見えている緑色は、川の中の藻の色です。
橋からもボートからも、魚が泳いでいるのをたくさん見ることができます。
もし北海道で車中泊する機会があったら、絶対に行ってみてください。
ハンパなく楽しい思い出できますよ。